aroma-oliveの日記

Oliveの日記

元ナース・50代セラピストのつれづれ日記。

アロママッサージクリニック編

オリーブサロンのかとうゆかです。

いつもサロンと家の往復で、暑い暑いと言いながら、ほんとの暑さをわかっておりませんでした私^^;

自転車で走ること20分、行きは良いのですが帰りが地獄。

帰りは更に、1年ぶりにチラシを印刷したため少しだけポスティングしに行きました。

100枚だけですが、走るうちに口が乾いて頭痛がしてきました。

昼間の危険なポスティング(-_-)やばいです。

配達されている方は本当にすごい。

この夏は大変なお仕事だと思いました。

 

さてクリニックですが、やはり熱中症で点滴の患者さん多い様子でした。

担当のアロママッサージの患者さんたちも体調不良の方が多かったです。

 

80代男性の患者さん、がんの治療後の下肢の痛みなどでいつも来られています。

今日は排便のコントロールができず、夜間眠れなかったとのことで、イライラするとの訴えが聞かれました。

足の親指からスネの外側がとても硬く張っていますが、大腸小腸のツボは柔らかいので足裏のリフレクソロジーは後回しようと思いました。

マッサージの前に足湯をしてもらうのですが、足湯をしている患者さんの姿をみていると、何か心に来るものがあります。

排便がまだすっきりでないこともありますが、うまくいかない自分の体への苛立ちや怒りみたいな感情が感じられました。

誰だってなりたくて病気になったのではないんですよね。

でも、やはり意味があるということも頭では理解できる勉強家の患者さんです。

情けない気持ち、怒り、悔しい…

そんなものが感じられ、今日はいつもと違って、とにかく気持ち良いマッサージ、手のタッチから安心できる感覚、ゆったりと流れるようなリズムを意識して、私と患者さんをつなげてみようと思いました。

そのうちいつもとは違う力の抜けたお顔に見え、スヤスヤ眠られていました。

呼吸がとても穏やかになり、ゆっくりと起きていただきましたが、少しは楽になったかな。

 

80代女性の患者さん、足もむくんで体がだるい、クーラーを28度にしていても、なんだかしんどくて、先生に言われて温度下げたら体がすーっと楽になったと言われてます。

点滴しながらのアロママッサージです。

足がとてもむくんでます。冷えもあるのでヒートテックに長い靴下にその上からズボンです。

病院に来るお年寄りはほとんどこのスタイルかもしれません。

夏でも冷えるのですね。

クーラーかけたら熱中症は防げるけれど、足は冷たく冷えて痛みが出るのです。

なんだか難しい季節だなぁ。

きついズボンをいっぱいまくり上げてマッサージします。

マッサージしていると、みなさんいろんなことを話してくださいます。

あの時は私はすごい元気やったのに…

そのように言われる方が多いです。

元気な時の自分と、今の自分を比べてしまうと、失われたものが目の前にたくさんあるような気がして、心ぼそく、不安になるのですね。

私も今は元気ですが、歳をとるとは体だけの喪失感だけでなく、心、気持ちの喪失感が大きいのだということを多くの患者さんたちから学んでしまいます。

終わるとだいぶお元気になられましたので、良かった。

 

60代男性患者さん、自転車で40分程かけて来院されるのですが、病気のため酸素濃度が低い状態、仰向けになれませんので、肩呼吸が続き声もとぎれとぎれです。

リクライニングでの施術ですが、オイルのべたつきが苦手とのことで、リフレクソロジーを直接行います。

肺のツボよりも、脊柱ライン腰椎部分を刺激すると、息が楽になると何度も言われます。

施術後に背中と腰をみますと、カチコチです。

タッチングで呼吸にあわせて肋骨の動きをサポートしてあげます。

肩、首、背中全体をヒーリングタッチで2分ほど施術しましたら、「あーー気持ちいい…」

クリニックでの施術は、短い時間ですが、この時間をとても必要としてくださるのがわかります。

人はみんな今にあぐらをかいてしまいがちで、私も含め、年老いていくことや、失うものがでてくることは他人事だと思ってしまうけど、そうではないんですよね。

いつもクリニックでは学びが多いです。

熱中症、気をつけましょう!

本日も長々とダラダラと書いてしまいましたm( )m

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