こんにちは。
オリーブサロンのかとうゆかです。
マスクも洗ううちに薄くなってきました。
医療従事者や介護施設の方へ、十分な量がまだ届かない様子ですね(T_T)
消毒アルコールもまだまだ必要ですが、入手困難な状況です。
アルコールの代わりになるもの、そして、手荒れにならないもの、あります。
まず、コロナウイルスについて、今更ですが調べてみました^^;
新型コロナウイルスの名前は、SARS-CoV-2「サーズ・コロナウイルス・ツー」というウイルスの名前だそうです。
サーズとついているからには、20年前に流行したものと似ているんでしょうか。
全くの別物ではなさそうですから、治療方法も必ずみつかると思いたい。
このウイルスがアルコールで死滅することはわかっているから、街中で売っていないのですよね。
なぜアルコールがよいのかというと、ウイルスの構造に理由があるようです。
ウイルスは、遺伝子とそれを包む膜(エンペローブ)というもので作られています。
赤い突起でなく灰色がエンペローブ。(Wikipediaの画像お借りしました)
この外側の膜が強力です。
中の遺伝子は、膜が潰れない限り死んでくれない。
膜はなにでできているかというと、タンパク質や油のようなものだそうです。
ということは、食べたあとの食器もそうですが、油のついたお皿って、何度こすってもとれないですよね。
油をはじいてしまう。
この時に食器洗い洗剤があることでサラリときれいになります。
油をとるには界面活性剤がいるのです。
コロナウイルスそのものも、外側のエンペローブを溶かすために、水洗いだけでは死滅してくれないということになります。
そこで、中性洗剤。
油ならこちらのほうが優れている感じもします。
安いし^^
この食器洗い洗剤を薄めたものでも同じ効果があるということが書いてありました。
これはSARZに関する消毒についての情報ですが。
エンベロープ(envelope)のあるウイルス |
「膜のあるウイルスの方が、消毒剤で感染力がなくなりやすい」とあります。
・煮沸では90度以上で15分以上、とあります。
なかなかですね。
・消毒用エタノール70〜80%。
これも簡単でいいのですが、「脱脂効果のため皮膚が荒れることがあるのでスキンケアが必要」とあります。
・界面活性剤
「効果が確認されているのは食器・野菜洗浄用の家庭用合成洗剤であり、成分として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムもしくはアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムを16%以上含むもの」
とあります。
一般家庭で使うならば、この食器洗い洗剤で十分ではないでしょうか。
成分と濃度確認しなければいけませんね。
使い方として、1リットルの水に対し、5〜10mlの洗剤を加えるだけ。
これならキッチンペーパーに染み込ませて、スーパーに行った時に手を拭くことができます。
食器も、0,5%濃度の界面活性剤に5分ほど浸したあとに洗えばいいとあります。
家庭や職場での一般的な消毒法について、とても参考になる内容が書いてあるのでぜひ御覧ください。
知っているようで理由がわかっていない行動ってたくさんあるなぁと思います。
少し知ることで、不安がなくなり冷静に対処できること。
コロナウイルスというものを体に入れたくないから世界中で手洗いが見直されています。
でも、アルコールでの消毒は常在菌まで殺してしまいます。
気をつけたいところです。
理屈がわかるとアルコール以外の代用品、他にもあるかもしれませんね。
ちなみにコロナの写真、あの突起が王冠のように見えることからギリシャ語で王冠はコロネ、コロナ、となったそうな。。
マスク、妹が送ってくれました。
ついでに新鮮な野菜も♡
トマトの美味しいこと!
大阪のスーパーのお野菜との違いを改めて実感(*^^*)
オリーブ✧かとうゆか