リフレクソロジーという言葉に興味を持ったのは、約10年ほど前。
そんな時に「つむぎの森」、アロマの学校の先輩、ひろ子さんがスクールをされることを知り習うことにした。
ベイリー式という優しい刺激のリフレクソロジー。
100箇所ある反射区といわれる部位を、サムウォークという手の親指を使って、芋虫が歩くような動きで触れていく特殊な動き(写真、指すごい立ってますが^^;)
その当時はできなくて使いこなせなかったのと、世間では台湾式や若石の足つぼが有名で、このソフトな感覚でお客様に何を伝えられるか全くもって自信がなかった。
それでもやっぱり足から何か健康につながることが、とても魅力的で、もっと勉強したくなり、足専門の方のワンデイレッスンに通ったこともあった。
そして、セラピストの方々を見て、そのたびに私にはできないと実感(-_-;)
足への施術はお蔵入りとなる。
足の施術というと、ボディーよりセラピストの負担は少ないように感じるけれど、そうではなかった。
体より小さい足。
その足というものに向き合うと、強くパワフルな刺激が必要とされる。
それだけ足にはいろいろなものが溜まっているのかも知れない。
セラピストさんたちの熱が入るのもわかる。
でも、手の関節に大きなタコがあったり、脇を締めて圧を加えるせいか、腕に力が入りデコルテあたりがカチカチになられていたり、手首から前腕がねじれている方も(T_T)
また、お客様は痛く気持ち良い刺激が好きな方が多く、人の足は硬いので施術する人も手や指からかなりの圧をかけることになる。
私はこれが苦手で。。。
何度かお客様の旦那様の足を施術させていただいた。
男の人の足は固くて、力では太刀打ちできない。
もっと強くを求められる。
それに答えていたら、そりぁ関節潰れます。
最初に習ったベイリー式での足への施術、とても好き。
けれど、疑問が解決できない。
ソフトな刺激、これで反射区を刺激することになっているのか?
この刺激だけで、足というエネルギッシュな部位に、何か変化が起こるのか?
物理的に、足の筋肉や腱にアプローチできているのか?
足の健康を考えてみて、老廃物を排泄させることができるのか?
リンパや血流の流れもどの程度良くなるのか?
いろいろと、答えを出すことができなかったから。
それが今、アロマトリートメントしかしてこなかった私が、約10年ぶりにリフレクソロジーをやってみたくなった。
まずは自分に毎日10分。
手技の練習、テレビを見ながらすることが楽しくなる。
続けて1ヶ月。
なんとなく気持ちの変化が起きているような感覚に。
自分の環境が動き出した。
人や場所との出会い。
鬱々とした気持ちに時折襲われたりすることや未来への不安。
以前よりも軽減している事に気がついた。
リフレクソロジーを続けていたから?
他には何もしていない。
エネルギーバランスを整える効果があるのではないか?
そんな気がしている。
次は、母の足をリフレクソロジーしてみた。
足の調子がだいたい悪いので、実験。
きちんと足と向き合ってみる。
写真撮影して観察。
あまり良くない。
色やむくみや張りや弾力。
どう変わるかな?
施術後写真撮影してみた。
すごく変化しているではないか。
わぁ!すごいなと、一人で感動。
娘や甥っ子の足もやってみた。
若い人は見違える変化はなかった。
でも、細かくみると変わっているな。
そして、足って、いろいろな表情を出していることに気がつく。
最後は自分が受ける側にならないと、ほんとのところはわからない。
師匠ひろこさんのサロンへ予約。
たまたま空きがありラッキー。
受けてみたら、足だけでなく、体全体の力みが取れた。
首の可動域が広がり、座り姿がすっとしているのがわかる。
お腹に自然に重心が下がり、安定しているのがわかる。
この感覚は、セラピストだからわかるのかもしれないほどの微妙な感覚かもしれない。
ベイリー式というソフトな刺激でこれだけの効能があるということ。
やっと実感できた。
長い間の疑いがすべて消えた。
10年経ってから良さがわかるという遅すぎる私(T_T)
ひろこさんに感謝です。
まだまだ研究が必要な分野だと思うけれど、人の体はみんな違い、答え合わせは難しいかもしれない。
でも、リフレクソロジーの可能性に、これからも期待していきたい。
リフレクソロジーにご興味のある方大歓迎♡
オリーブ☆かとうゆか