いつもはリフトアップフェイシャルのお客様。
今日はアロマとフェイシャルのオーダーです。
お正月の忙しさから1ヶ月もとうに過ぎ、今になり体調をこわされていました。
「忙しかった〜おせち作り、子どもたちやいろいろ、日常と違うイベントは疲れる、年々そう思う」
お客様50代半ば。。
ストレスを自覚されています。
すぐに体調に現れないところが、なんだか歳のせいなのかなとも言われますが。。。
ストレスとがんについて。
「ガンが自然に治る生き方」という本を読みました。
ストレスの多い人とそうでもない人では、病気にかかる確率が違うと言います。
1991年、医学本のニューイングランドジャーナルオブメディシンは、研究報告を掲載されています。
一つのグループには塩水の入った点鼻薬を、もう一つのグループには風邪ウイルスの入った点鼻薬を与えました。
風邪ウイルスなんて(>ω<)
わざわざ鼻にいれたくないですね!
どのスプレーが渡されるかは別にして、実験内容の説明はみんな受けていたそうです。
その結果、風邪を引いたのは…
どちらのスプレーを使ったかにかかわらず、もともとストレス過多だと自覚していた人たちでした。
事前の調査項目の中で、ストレス数値が高かったのでしょうね。
反対にストレスを感じていなかった人は、ウイルス入り点鼻薬を吸入しても、風邪ウイルスには感染しなかったのですって(*_*)
鼻の中の粘膜からの吸収率って、早いし強力なんですけどね、(゚∀゚)
このような研究結果がでているそうです。
ストレスそのものがガンを引き起こすのか、証明するのは難しいことですが、関係を確信できるようになっていくことと思います。
ストレスがかかることで細胞から放出されるホルモンがあります。
アドレナリン。
これらは私達の感情に反応して、
細胞から分泌される神経ペプチドといわれる化学物質です。
体の全細胞にも存在するので、放出が長く続くことで、体に負の作用を及ぼすことがわかっています。
体の免疫システムが弱くなるのも、
ストレスホルモンの影響をモロに受けています。
ストレスになる感情を解き放していく=免疫システムが強化される。
このことははっきりと、研究で明らかにされているそうです。
例えば、がんの患者さんで、ストレスマネージメントとリラックスの技術を学ぶ講座を受けた人は、受講していない人に比べて、ナチュラルキラー細胞が明らかに活性化していたとの研究結果があるそうです。
ナチュラルキラー細胞は、免疫システムの中でもがん細胞を殺す役目を持つものです。
これは白血球の一種で、がん細胞を捕まえて、細胞膜に穴を開け、一種の毒を注入して破壊するという、すごい能力の持ち主。
とにかく、ストレスを抱えたままに過ごしていると、ガンと戦ってくれる免疫機能を低下させてしまうという、
私達の体はそのようなシステムになっているようです。
反対に、
リラックスしている状態で放出される神経ペプチドには、
リラキンがあります。
これらは体の免疫システムを増進させる働きがあると知られています。
体と心はつながっているというのは、こういうことからも言えるのですね。
免疫・ホルモン・自律神経
この3つは影響を与え合う中です。
アロマトリートメントは
この3つの土台を整えていくことを基本としています。
リラックスと体のシステムが
どのように働いて影響をしているか
またお伝えしていきますね。
オリーブ☆かとうゆか
参考本はこちらです。
がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと
- 作者:ケリー・ターナー
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2014/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)