オリーブサロンのかとうゆかです。
昨日は久しぶりに勉強会の日でした。
ハナナーシングセラピーといって、看護師の山口晴美先生に手技の復習と生徒さんたちとの交流会に行ってきました。
患者さんのケアをするナースや介護士の方にはこのセラピーをぜひおすすめします。
お子様にもいいですよ〜、
毎日してあげると愛が伝わると思います❤️
私たちは多分、いつかは病院のお世話になりますよね。きっと。
将来自分がお世話になるかもしれない病院という場所で、どんな入院生活が待っているでしょうか?
思うように動かない体、
痛い苦しい、暑い寒い、
そんな時ナースが、もし体に優しく触れてつらい状態を楽にしてくれることができたらとても心強いですね。
自分の家族が入院してつらそうな体で過ごしていたら、どこが辛いの?って体を擦ってあげたくなります。
その気持って、誰にでもあるものです。
基本中の基本、人をいたわる心です。
そこからどんな行動ができるか?
看護師というのは人を観察する癖が身についてしまうものなのですが、そこをもっと細かく見ていくのがナーシングセラピーなのです。
なんだか今日はしんどそうね、どうしたの?
言葉に出さなくても、なんかいつもと違うなという感。
そこでちょっと寄り添う気持ち、心を傾ける時間、大事です。
言葉で聞くだけでなく、観ること。
顔色や呼吸状態、尿や便、匂いなどは当たり前なのですが、それ以外に触って見てあげること。
今の看護で足らない部分かもしれません。
ベッドで寝ているとよく患者さんのパジャマの胸元が乱れていることがありました。
その下の胸郭に張り付いている横隔膜はどうなっているんだろう?
横隔膜が動けない状態で臥床を強いられる生活は、呼吸が浅く肺の中まで酸素がいきわたりませんね。
呼吸がちゃんとできる体にしてあげたい。
そんな時にハナナーシングセラピーが役に立つのですよね。
小さな息に耳を済まして胸郭に手を触れてサポートしてあげることほんの数分。
肩甲骨や背中や腰も、臥床が長く続くことで循環が悪くなってきます。
ほんの少し両手を使って呼吸とともに圧を除く、風通しを良くしてあげるのですよね。
それだけでだいぶ違う。
便秘で辛い患者さんにも、薬だけでなくその前にお腹を優しく気持ちよく触れてあげる。
それだけでも全然違うけれど、排便を促す目的をもって触れる方法を身につけていればいいですよね。
30年前の看護って、もっとその部分を看護として堂々と行っていたのになぁ。
今は違うのかな。。。
悲しい現実だ(涙)
このセラピーの良さは、きっと入院してハナを使ってくれるナースに出会うとわかると思います。
現場でも難しい状況があること、今日のナースさんたちからお聞きして、かなり残念というか、もどかしくなってしまいました。
私はこのセラピー、大好きです。
でも難しいんです(#^.^#)奥が深いです。
健康な人にも身体が緩み、流れが調っていくようなセラピー。
オリーブサロンでリンパケアセラピーとして応用して施術に組み込んでいますが、アロママッサージよりこちらが良いというお客様、いらっしゃいます。
全身約70分で6500円です。
洋服を着たままでできますので、ご希望の方はお申し出ください。
また、自宅で介護されてる方、高齢の方に訪問での施術もしております。
ソフトなタッチケアでお体が今よりも楽になれることを目標にサポートいたします。
お気軽にお問い合わせ下さい。