こんにちは。 大阪・平野区アロママッサージ&よもぎ蒸し、オリーブサロンです。
今回はポイント特典にあるハンドリフレクソロジーを体験していただきました。
手荒れが最近ひどくなられたお客様。
皮膚の痒みも急にきつくなる。
皮膚科の塗り薬も効果があったりなかったりで治らないとのことです。
手指は体の中でも一番使う所。
無意識に使ってるけど、少しの傷でも気持ちが指に向いてしまい不快な感覚になります。
皮膚は気持ちとダイレクトに繋がっている場所です。
お客様へ約20分ほどですが、ハンドケアをさせていただきました。
辛い手指の荒れ、アロマでハンドケア
まず、手全体をを蒸しタオルで保温してから、皮膚を柔らかくします。
1本づつの指に精油が浸透するように、オイルを塗布していきます。
使用した精油は以下の3本。
カモミールジャーマン 真正ラベンダー サンダルウッド
最後は冷たいローズウォーターで引き締めます。
カモミールジャーマン精油のお肌への作用
カモミールは、民間療法では数百年前からヨーロッパで常備薬としてお庭に植えられていました。
消化促進や胃壁を修復する作用があり、胃腸を整える働きがあります。
カモミールジャーマンの学名は、Matricaria recutita マトリカリア レクティタと言います。
「母」を意味するmaterあるいはmatrixは、子宮を意味することから婦人病の治療に使われた歴史があると言われます。
とても優れた薬用植物です。
そして、皮膚の炎症を抑えることでも有名。
精油には、カマズレンという芳香物質があって、これは、植物には存在しないもの。
ジャーマンのお花を蒸留する際にできるものです。
傷つき荒れた皮膚を再生する力に優れています。
このジャーマン精油は、花を使用し、1キロの精油を抽出するのに、500キログラムの原料が必要です。
精油は濃い青いブルーをしており、10mlで1万円前後します。
リラクゼーションには、少しだけブレンドに混ぜると香りにアクセントがつくこともありますが。。
全身にはあまり使わないかな。
こうして部分的に使うのにはとても薬理効果が高い精油です。
私は少しこの香りが恋しくなる時があるので、隠し箱に置いてあります(^^)
主に、皮膚炎・粘膜炎症・抗アレルギー・瘢痕形成という効能があります。
にきび、やけど、アレルギー、切り傷、しもやけ、湿疹、虫刺され、外傷、関節の炎症・皮膚のかゆみに使えるので、救急箱に1本あると良い精油。
皮膚にでてくる症状には
皮膚疾患は皮膚の問題だけではなく、臓腑の不調が関係していると言われます。
五臓六腑に負担をかけるようなことはなかったかな?
この機能を整えることも必要なんです。
お客様の場合は、皮膚科でもらう塗り薬も効くときと聞かないときがあるということでした。
8月ころから始まり、少しづつ治らない、かゆみや皮膚炎にまで進んでしまった様子です。
天気の良い季節ですが、乾燥しているここ最近の影響もあるかと思います。
全身の皮膚もいつもと比べ、乾燥がみられました。
気候の影響も受けていると思いますので、体の中から潤いと栄養の補給も必要かなと感じます。
本当はこんな時はよもぎ蒸しが最適なのですが…
夏の間に排泄できなかった体内の熱が、皮膚にうっ滞している状態であることも考えられます。
これを追い出すのにはよもぎ蒸しが早いです。何度も言ってしまいます(;'∀')
食べ物では体の中に湿をためないように、砂糖や脂っこいものはやめるか少なめにするのがよいかと思います。
野菜や果物でビタミンをとることも必要です。
慢性化しないように、食べ物、ストレス、睡眠の状態を整えていきましょう~。
秋は、夏に発散できなかったもの、湿・熱がたまっていると皮膚に出てきやすいです。
また、血液リンパ液の流れの停滞も、上手に改善していけるように。。
経絡(気)のつまりをとり流していく
指を通る経絡の道をトリートメントして、気の通り道をスムーズにしていきます。
手太陰肺経を通る道は、親指からデコルテへ。 手陽明大腸経を通る道は、人差し指から肩先を通り首へ。 手少陰心経は、小指から肘を通り脇に入ります。 手太陽小腸経は、小指から背中肩甲骨に向かう首筋まで。 心包系は、中指からデコルテへ小胸筋あたりも刺激。 三焦経は、薬指から肩肩甲骨に向けて首筋をあがる道をマッサージです。
書いてみるとややこしいわ(;'∀')
皮膚は摩擦のあるところには、刺激となって乾燥につながります。
ちょっと努力はいりますが、コツコツとケアしていくと、辛い時期は過ぎて必ず良くなりますからね。
手を気にかけてあげましょう~。
皆様もポイントでのハンドケア、ぜひお使いくださいませ。