オリーブサロンのかとうゆかです。
心にぐっときたお客様の言葉で、秋の季節を実感してしまいました。
「夜、布団の中で眠れなくて、涙がでてくるけど、泣けない。なんで涙がでるの…」
一見矛盾してますが、泣けないのもわかります。
泣きたいのもわかります。
本能の感情は泣きたがってて出ようとするけど、理性のほうが、なんで泣くのと押さえ込もうとしている。
ごめんなさい。勝手な想像をお伝えしていしまいましたが…
秋は体も心もデトックスの時期です
今は秋です。
マクロビオティックでは、これを排出現象と言います。
春の次に秋が多いのです。
自分の体から溜め込んだ毒素や老廃物などを体の外に出す現象。
人は毎日、取り入れる(IN)、出す(OUT)で生きることができています。
精神的なものも出すことで、また取り入れて、本来の自分になるということが必要なんですね。
体だと、これを代謝と言いますが、精神的な感情も、この繰り返し、入れ替え作業がないと何度でもこの感情が、チャンスを伺うかのようにやってきます。
本来の自分とは、感覚的な部分で、子どものような感情的な気持ちに素直になれる自分であること。
無意識の感情に気がついてあげる
大脳辺縁系と言われる部分を働かせると、本能の私がでてきたりします。
香りをお客様に嗅いでもらう、反応をみることは、この部分を刺激したいからです。
無意識の私って、普段の生活ではなかなか出てこないものです。
私もそう。
だから、自分の意識とは違う私が、ボロボロと泣いている感覚。
「なんで涙が出てくるの…」
すっごくわかります。
これは感情のデトックス。
涙は、本当の自分の感情に触れるための浄化の水です。
この機会を無駄にしてはいけません〜。
季節のエネルギーの影響を受けている私達
秋という季節は、夏とは逆に、大気のエネルギーが外へ開放しているものから内に向かっていきます。
読書の秋といいますが、人の気持ちも内に向います。
内観する、とよく聞きますね。
良い状態だと、集中力が増すことや、満ち足りた気持ちや穏やかなぬくもり感という精神になります。
それが、排出させようとしている状態の時の感情は、寂しさ、孤独などが起きやすい時期になります。
東洋医学では、肝臓、腸が弱っている時は怒りや憎しみの感情が、心臓では焦りや不安が、腎臓では臆病になったり、肺では悲しみが、膵臓では考え過ぎや嫉妬、心配性といった感情です。
これらの臓器の弱りは、心もこのような気持ちになりやすいと言われています。
また、秋は空気が乾燥し始めます。
皮膚、呼吸器、大腸に関連した症状も出やすい時期です。
熱の出る人もいますが、良く言えば、これもデトックスする体の反応で、良くない細胞をウイルスなどをきっかけに出そうとしているともいえます。
自分の感情が現れやすい秋という季節。
最近なんだか悲しくなるっていう時は、ストレスを溜め込んでしまっているのかもしれません。
入れてばかりではなく、出しましょう!
イン・アウトのバランスも大事ですね。
そんなときこそアロママッサージの心地よいタッチで、体も気持ちも開放しに起こしくださいね(^^)
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