タロットやオラクルカード、扱い慣れていないのですが、ある方の本を読みながらとても癒やさる自分を感じました。
その方が翻訳をされているオラクルカードがとても欲しくなり、珍しく購入しました。
「トゥリーエンジェルオラクル」
フレッド・ハーゲネター著者
ホワード七歩子訳
ホワード七歩子さんは、フラワーエッセンスのセラピストでした。
パッチ博士の哲学を学び、たくさんの方に伝えていかれ、気の流れを読みながらセラピーを行うセッションもされていたようです。
お若くして亡くなられたこと、とても残念です。
人の心や魂を、植物の恵みを頂くことで自然に治癒に導いていくエッセンス。
アロマセラピーよりも、もっともっと繊細な、目に見えないエネルギーレベルでの治療法でしょうか。
七歩子さんの言葉を読んでいくうちに、癒やされてしまう自分がいました。
そんな七歩子さんが、このオラクルカードに出会い、とても感銘を受け7年越しに和訳、販売されたことを知りました。
著者のフレッドさんは、木々の波長を魂レベルで感じ、長い時間をかけて樹木の研究されている方。
私は池田に来てからいろいろな植物や木々、自然豊かな地域に魅了されました。
同じ大阪でも、緑があって木々があり、山の空気を生まれて初めて身近に感じながら暮らしています。
今までそんな自然環境とは程遠い生活にいました。
夜の11時までスーパーは空いていて、少し歩くとコンビニがある。
便利すぎる街。
それが、この街に来たら、夜は誰も歩いていない。
静かすぎて最初は慣れなかったし、不便だなぁ〜
郵便ポストの周りに野生のたぬきを見たときは、びっくりしてどうすればよいのやら。
とにかく夜は真っ暗で、夜の8時でも静か。
それが、なんだか変わってきている私の体感。
初めは仕事がほとんどなかったので、毎日のように近くの丘へ。
空を眺め、お地蔵さんに手を合わせ、ベンチに毎日座る日々。
そんな日々の中、空の青さ、鳥の鳴き声、自然の空気の匂いを感じる。
見回すと、大きな木がすぐ近くにあって、何年も昔からそこにいる感じ。
ここはいつもの伊居太神社さん。
何かのたびに通ううちに、自分の心が癒やされていることに気が付きました。
このカードを見つめていると、木々の個性が伝わってきます。
人のような形をした精霊と木が、個性を持ってカードに描かれています。
私達よりも長い時を過ごし、私達のすること全部見ているはず。
フレッドさんは、木にいる女性の精霊のエネルギーを確かに感じたと言います。
心を開いていると、テレパシーのようなやりとりをされているかのような。
ある時突然、木が人の犠牲になる出来事がおき、それから木のスピリットは、フレッドさんの前に現れてくれなくなったようです。
植物や木々の命について、学ぶ機会が少なくて、私達の利便性ばかり考えて作られた現代社会の悲しい犠牲。
このカードから、木々たちにメッセージをもらうのはおこがましいかもしれません。
でも、カードを1枚づつ眺めていると、深い森の中にいるような、なんだか私も自然の中の一つの命に過ぎないのだなと感じてしまうのです。
あまり明るいカラーのカードではなく、深い森の中に迷い込んでしまったかのようです。
色は深みのあるものが主となって、私の手に余るくらい大きなサイズ。
木々たちのエネルギーそのもののような。。。
大切にしたいと思います。