8年前からのお客さまです。
「自分の足なんて触ったこともなかった」
初めてサロンに来られた時、こんなふうに言われていました。
今は、お父さんの足を触り、「硬くて。。これはあかん、危ないと思った」と言われました。
娘に足を初めて触られたお父さん。
「お前、こんなことなんで知ってるねん」と。
高齢のお父さんです。
最近だんだんと足が遅くなり、転倒したこともあり、ほっておけなくなった。
それで、触ってみたとのこと。
このお話を聞いて、ものすごく嬉しかった今日の私です。
お客様は、体や足に触れられても、最初はあまりわからないタイプの方でした。
それが今では、硬さや、転倒リスクまで予想できるようになるなんて!
すごいです。
足から読み取れることはたくさんあって、ほんとうに。。
セルフケアでお客様には一緒に足の触り方をお伝えしてましたが、それだけではないのでしょう。
受けることで、感覚が磨かれて、人の足に触れられるようになるという感じです。
施術後に、いつも私がお体の状態をお伝えしていることを、ちゃんと聞いてくださっていたのですね。
お父様も、娘さんに足を触れられて、とても嬉しかったのではないでしょうか。
私達も50歳代になり、親たちの体の変化、心の変化まで、気にかけてあげないといけなくなる年齢になりました。
一緒に住んでいるとなおさらですね。
何かしてあげることができたらいいですよね。
カラダに触れることは、高齢になればなるほど大事になってきます。
そんなことをお客様にこれからもお伝えしていけたらと、今日はしみじみと感じた日でした。