学校でアロマの授業をしています。
どんなふうに伝えればいいのかいつも悩みながら、あっという間に終わる授業。
調べればわかることはたくさんあるからなぁ〜。
16年前、私も色々な先生から学んだアロマ。
アロマ愛を感じられる先生の言葉は今も心に残っている。
精油って、薬のように瓶に入っているただの液体じゃない。
そう言われたときの先生のお顔は今でも忘れられない。
そのバックには、さまざまな植物たちの生命の営みがあり、その恩恵を人間が頂いている。
エッセンシャルオイルのお母さんである植物のこと。
何千年前、神聖なものとして使われていた時代から、香り産業になってしまった現在。
勉強していくうちに、精油産業の闇もみえてきた。
お店にきれいに販売されていると、その背景がみえなくなる。
フェアな労働?適正価格?
多大な植物の犠牲。
地球温暖化による植物の質の低下、どんな状況でもいろいろごまかせる。
私達が手にしているアロマの裏側。
アロマだけじゃなくてなんでもそうなんだろうけど、植物と人間はいい関係でいなければいけないと思うから。
そこに介入するアロマ産業は、癒やしとは真逆のことをしているのかもしれない。
昔、大好きなベニシアさんが言っていたことが心に残る。
「精油って、とても貴重なものなのよ」
これだけの言葉が、今はとても理解できるようになった。
だんだんと、私は精油を必要以上に買わなくなったけど、残った精油には、自分のエネルギーを調整したいときにとっても助けられている。
動物や人間にとっての匂いって何?
植物にとっての匂いって?
授業ではそんなこともお伝えしながら、普段気にもとめない生命の不思議を感じてほしいなと思った。
植物の香りが濃縮された精油には、生き残るためのエネルギーが詰まっている。
その恵みを大切に頂きたい。
そんなことを思いながら、生徒さんたちに想いが伝わればいいなぁ〜。。
今日の大阪は雨。
すごい降ってきました。
家でゆっくり過ごしましょう(*^_^*)