aroma-oliveの日記

Oliveの日記

元ナース・50代セラピストのつれづれ日記。

アロマセラピーをお伝えする

学校でアロマの授業をしています。

どんなふうに伝えればいいのかいつも悩みながら、あっという間に終わる授業。

調べればわかることはたくさんあるからなぁ〜。

16年前、私も色々な先生から学んだアロマ。

アロマ愛を感じられる先生の言葉は今も心に残っている。

精油って、薬のように瓶に入っているただの液体じゃない。

そう言われたときの先生のお顔は今でも忘れられない。

そのバックには、さまざまな植物たちの生命の営みがあり、その恩恵を人間が頂いている。

エッセンシャルオイルのお母さんである植物のこと。

何千年前、神聖なものとして使われていた時代から、香り産業になってしまった現在。

勉強していくうちに、精油産業の闇もみえてきた。

お店にきれいに販売されていると、その背景がみえなくなる。

フェアな労働?適正価格?

多大な植物の犠牲。

地球温暖化による植物の質の低下、どんな状況でもいろいろごまかせる。

私達が手にしているアロマの裏側。

アロマだけじゃなくてなんでもそうなんだろうけど、植物と人間はいい関係でいなければいけないと思うから。

そこに介入するアロマ産業は、癒やしとは真逆のことをしているのかもしれない。

昔、大好きなベニシアさんが言っていたことが心に残る。

「精油って、とても貴重なものなのよ」

これだけの言葉が、今はとても理解できるようになった。

だんだんと、私は精油を必要以上に買わなくなったけど、残った精油には、自分のエネルギーを調整したいときにとっても助けられている。

動物や人間にとっての匂いって何?

植物にとっての匂いって?

授業ではそんなこともお伝えしながら、普段気にもとめない生命の不思議を感じてほしいなと思った。

植物の香りが濃縮された精油には、生き残るためのエネルギーが詰まっている。

その恵みを大切に頂きたい。

そんなことを思いながら、生徒さんたちに想いが伝わればいいなぁ〜。。

今日の大阪は雨。

すごい降ってきました。

家でゆっくり過ごしましょう(*^_^*)