エバーハルトさんから注文していた本が届きました。
「芳香植物研究会による症例報告」
症状や病名、年齢、使用した精油と結果、考察まで、内科疾患から整形外科、耳鼻科、婦人科、小児科などの専門職の方々セラピストさん達が集めた症例集が盛り沢山!
使用法は、塗布やマッサージ、吸入をセルフケアも入れながら行われていたり、継続して得られた結果も書かれていました。
ワクワクしながら読み進めました。
ガンの末期の症状の痛みによく使われていたのは、やはりラベンダーでした。
痛みの部分に塗布し手を当てるだけのセラピーもありました。
人はこういう状態になると、センサーが敏感になるのかいい効果を表す場合も多くあります。
香りの効果と皮膚から吸収される薬理作用と、人の手から伝わる安心感は、モルヒネよりも痛みを抑えてくれることもあるのだと、私も経験したことがあります。
他に、風邪や呼吸器系の症状に精油を使う例は効果を感じやすく、日常のケアでもできるお勧めの使い方です。
私は母親にはエバーハルトのブリーズイージーとコロンEXというブレンド精油、サロンで密かに人気のアロマスプレーを日々使っています。
高齢なのに元気で一人で梅田までトコトコ行って一人ご飯も平気な人。
人混みの中もへっちゃら。
流石に81歳にもなると、いくら元気でも外からの刺激にさらされやすい呼吸器の症状には気をつけてないといけません。
マスクにつける、スプレーにするなど、ウイルスから身体を守るための必需品アロマにしてます。
精油を日常使いしていると、外からの刺激で体に不調がおきたとしても、ひどくならずに済む場合があるのです。
母は、ユーカリグロブルス精油のおかげで咳や痰の絡みがなくなり、かなり良くなりました。慢性的な咳、携帯ミストも使いましたが、それだけではここまで改善できませんでした。
去痰作用に優れているのがユーカリグロブルスです。
奥に溜まったものをコロンと出してくれます。
(肺胞を刺激するため喘息の人は使用に注意が入ります)
精油は、肉体的な症状の予防としても使えますが、心のケア、リラックスできるために使うこともすごくお勧めです。
この場合は、自分が好きだなと思える感覚だけを大切に選びます。
本能の部分を刺激するため、ここが目覚めてくれると、頭ばかり働かせていた自分の思考をリセットさせてくれますので、素直な気持ちに気づきやすくなり、自分らしく生きられる事にも繋がるのではと思います。
今の情報過多な時代は頭も忙しすぎますから。
毎日香りを使ってみると、今日はいらないなと感じる日があります。
反対にふあっと漂う香りに包まれて、安らぎを感じながら眠りにつけたりする日も。
自分の心の状態を教えてくれるのです。
小さな積み重ねを習慣にすると、目に見えない心の状態を、バランスを崩さないようにサポートしてくれるツールになります。
精油の成分はまだまだわからない未知の部分もあります。
また、濃縮された精油は使い方にも気をつけなければいけません。
他にも製造方法や産地によって、成分に違いがあること、アロマセラピーとして使う場合は、そのところが大事な部分になります。
何千年も前から使われている植物の恵みは、お薬などなかった時代の人間の知恵と経験が生かされて言い伝えられてきたものです。
使用する人の感性も必要になってきます。
アロマセラピーを使ってみたいけどわからないという方はオリーブサロンでお気軽にお聞きくださいませ。
オリーブ⭐︎かとうゆか