昨夜のこと。
愛犬が突然てんかん発作のような痙攣を起こしました。
フローリングの床を歩いてて、滑って転けたのですが、いつもなら起き上がるものの、こけたまま様子がおかしい。
抱き上げたら両足が小刻みに痙攣し、口から唾液が滴り落ちてきて、お尻からはうんちがポロポロと出てきて…
震えが止まらない愛犬を抱っこしながら、このまま死んでいくのかと、名前を呼びかけるしかできない私でした。
またヘルニアをおこしたのかと思ったのですが、どうも違う感じ。
震えながら甲高い声で泣き続け、降ろせと言わんばかりに手足をばたつかせる。
降ろすと、ずっと歩き回るのです。
後ろ足ヨタつきながら、クルクル回って歩いては、転けては鳴くの繰り返し。
吠え出して、声も大きくて、動きが止まらない。
抱っこも嫌、
歩き回る、
数秒おきに転けては鳴く、
興奮がおさまらない様子が、7時から夜中の3時まで続きました。
これは痙攣後の犬によくある状態だとネット調べてわかりましたが、本当のところはわかりません。
翌日、ぐったりの私と愛犬。
今までも夜の徘徊はするのですが、興奮することはないし吠えないのでよかったのですが、今夜はどうなるのか。
少しずつ弱ってきてるんだなと思います。
痙攣で抱っこしてる時、このまま死ぬのかと思いながら、私の中でどんな気持ちがでてきたか。
ホッとする気持ちが出てきたのです。
その直後に、もう抱いてあげられないこのワンコの肉体を、ぎゅうっと抱きしめていたい。
そんな気持ちが同時に出てきてしまいました。
何かのサイトで以前、外国ではペットの安楽死を望む人もいるとか。
それを本当にするかどうかは別として、そのお気持ちがわかります。
ペットも人と同じで、歳をとると介護が必要になります。
言葉も通じない、
吠えると周りの目が気になる住宅事情、
なんで吠えるのかわからない、
辛そうなワンコを見る日々、
西洋医学でも治療できない症状がたくさんあるので病院行っても医療費かかるだけで解決できないこともある、
サプリメントも買ってみないとわからない、
とにかくいろいろ試してみても、お金はかかり効果はわからず…
愛犬が可愛いくて、愛しくて、
そんな気持ちを持ってても、悪魔になれてしまうのが介護。
介護というのは、自分の中の鬼の部分出てくるのだな。。
そうして涙も出てくるのよね。
遠い昔の子どもの夜泣きを思い出しました。
いつかは夜泣きも終わりがくるからと励まされたな。
こんどの終わりは命の尽きる時。
今日はご飯もモリモリ食べて、スヤスヤと寝てくれてるみたいでホッ(*´-`)
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