オリーブサロンのかとうゆかです。
今朝は肌寒かったけど、チャリンコ通勤気持ちいい♪
にしかわクリニックへアロママッサージに行ってきました。
1ヶ月ぶりにお会いした患者さん。
「この間の台風、大丈夫でしたか?」
93歳の患者さんにお聞きすると、
「寝ててん、知らんかった^^」
「え〜!(゚∀゚)」
びっくりですが、
穏やかなお顔で言われるのです。
年齢を重ねるって、耳も遠くなったり、老眼になったりして、失われるものばかりだと思いがちです。
でも、考え方を変えると、これが自然体なんですよね。
あの台風の爆風さえもわからなかったという、良いこともあるんですもん(^^)
一人暮らしの高齢者が増えています。
今年みたいに災害の多い年を経験すると、歳を取って一人での緊急事態はとても怖いと思います。
でも、聞こえないことで、恐怖感を感じずにすみ、いつもと同じように生活を続けていくことができるという。。
失われた物はあるけれど、それは、防衛力にもなるんだなぁ〜。
人の体や心はつながっていて、体に起こる症状は、何かしら、心にとって意味のある現象であることが多いということにもつながるんですね。
穏やかな女性の患者様は、もう一人では歩けないのですが、いつもこう言われます。
「みんなな、ええ人ばっかりや、ほんまにようしてもらってる。」
私たちに話す言葉はいつもそればかりです。
今日は患者さんの予約が変更になり、私ともう一人のセラピストで施術させていただきました。
足のアロママッサージと、お顔のリンパケアです。
もう、本当に気持ちよさそうに受けてくださる表情をされます。
私達にしたら、そのエネルギーを感じて拝みたくなる(^^)
そんなふうにセラピスト同士で感じながら施術ができた、喜びのひと時でした。
歳を重ねることは喪失感との戦いだとテレビで芸能人が言ってました。
それが全てだから戦わないといけなくなるのかもしれない。
人の体は何千年も前から実はあまり変わってなくて、戦わなくて良いようにできているのではと思ってしまいます。
老後の幸せ力に繋がる生き方、考え方、大事ですね(^^)