夜に蚊にさされたところが痒くて赤くなり、なかなか痒みがひかない。
ムヒを塗っても痒い。
ラベンダーの精油の原液を使うと、痒みがひきました。
布団に入っても痒さがとれて、すーっと眠りにつく事ができました。
翌朝痒みがでたら、また塗ります。
Lavandula angustifolia
ラバンデュラ アングスティフォリア。
真正ラベンダーという精油。
ラテン語の「lavare」ラヴァーレ、「洗う」から由来しています。
ローマ時代では、沐浴に利用されていたそうです。
「angustifolia」アングスティフォリアは「細い葉」を表します。
ラベンダーの葉が天使の羽のような形をしているところから、この名前がついたようです。
素敵ですね〜。
ラベンダーには色々な種類があります。
親戚のような関係で、成分が似ていたり、似ていなかったりで、使用する時には注意がいります。
収穫量の割には販売している数が多くあり、偽物もあったりとか聞きます。
ラベンダーの香りのもとである酢酸リナリルという成分。
ラベンダーの品質を認めている数値があり、フランスのアフノール企画では25〜45%の含有量とのこと。
海抜1700m以上の野生種で育つラベンダーは、人の手を借りずにたくましく生きていかねばならないので、成分にも抗菌作用ののあるものが多いです。
そんな野生種は「vera」ベラという商品名が書かれています。
また、海抜が高いところで育つものはエステル類が多く、蒸留釜にかける圧力が高くなくてすむと言われています。
釜で圧力をかけることで失われる成分もあるのですね。
蒸留時間も丁寧に時間をかけて行われているかどうかも気になります。
それらが短時間だと、また成分比率も変わるでしょう。
一般的には、真正ラベンダーにはエステル類という芳香成分が代表的です。
エステル類には抗菌、神経バランス回復、鎮静鎮痛などの効能があります。
精油の作用を覚えるのは難しいですが、植物の姿、どこで育ったかなどから考えてみると、その精油の働きがわかりやすいです。
山の中で育つものや都会の町の中で育つもの。
個性があり、その恵みをいただくとしたら差が出てあたりまえ。
真正ラベンダーの薬理作用には、炎症を抑制、抗菌作用、鎮痛作用、血圧降下作用、抗痙攣作用があります。
優しい成分がたくさん入っていて、精油の中では原液仕様が可能と言われています。
植物の姿や環境、昔からの言い伝えなどから精油の姿をみていくことって、植物の恵みをいただく立場として、大切なことだなぁと思います。
蚊にさされてラベンダーの凄さを改めて体感。
植物の力って、すごいなぁ〜。
精油を作られている方々へも感謝の気持ちを届けられたら…♡