訪問ケアでトークセン施術。
80代のお客様。
足湯しながらいつもは肩のマッサージなのですが…
その日は木槌と棒をお客様にお見せして、トークセンセラピーについてお話しながら肩をコツコツ♪
「もっと強く叩いてもらってもいいわよ〜」
その声につられそうになりますが、そこでまたご説明を。。。
「これは叩いて筋肉をほぐすというよりも、叩く音の振動を体中に響かせることで、巡りを良くしてくれるんですよ^^」
説明が難しい^^;
やはり強く叩いて欲しくなるのは高齢の方や60歳以上の人に多いのはなぜでしょ〜
筋繊維を傷つけてはいけないので、強くはだめです。
トークセンセラピーは、肉体を物理的に道具を使ってほぐすというよりもですね、
「セン」という東洋医学で言うならば、経絡やツボといった、目に見えない部分にアプローチするのではないかと感じるのです。
私は専門の学校にいったわけではないため主観になります。
このセラピーができたタイの療法では、体内に巡る72000本のセン、とあります。
すごい数ではないですか?
一般には、ツボの数は600個以上あると言われます。
それらを繋いで線路のように走っているのが経絡。
そこには目に見えない「気」というものが流れています。
元気、やる気、活気、雰囲気、気力、気遣い、気持ち、気が合う…
漢字にしてみると、その意味は全部、見えないもの、物体ではないもの、に使われていますね〜。
ある意味スピリチュアル。
トークセンセラピーでどうなるか?
この経絡を流れる「気」を巡らしていく、というのがピンとくるのです。
体の中でも気の流れが悪いところ、弱いところがあります。
全身の交通渋滞を緩和するみたいな。
だから強く思い切りよく叩いてほしい気持ちはわかるのですが、違うのですよきっと。
振動で伝えていく。
そしてそのためには、
強さを上手に調整する技術。
筋肉を棒で捉えるように、センを感じながら叩く技術がいるかも。
大工さんを思い出そう。
釘を金槌で叩いている姿。
材質によって叩き方を変えているはず。
同じ強さでなく、叩く金槌に意識を向けるばかりでなく、叩かれる木を感じながら叩くのでは?(なんだかややこしい)
コツコツ♪ガンガン♪
いろんな音がしますね。
施術中のお客様が言われました。
「人間改造やね笑」
「ほんまにそうですね(#^^#)」
いつも2時間ほどの施術なのですが、お話が弾みながらの施術でしたがこの日はすぐに寝落ちされました。
不思議なセラピーです。
ちゃんとほぐれるのですよねぇ〜
すごいよトークセン♪
サロンでは全身ボディーのコースで施術に使います。
お疲れの方、ぜひ受けてみてくださいませ(#^^#)