池田に引っ越してから、なぜかわからないけれど、西洋占星術を習い始めてもう2年。
同じように集まった生徒さんも、途中で抜ける人もいれば、続けれる人もいる。
その中で、2年もおつきあいして残った生徒さんは私を入れて6人。
月1しか会わないけれど、だんだんとお互いが打ち解けあっていけた楽しい授業。
普通の授業と違うのは、お互い丸裸にならねばいけないこと。
丸裸とは、ホロスコープのこと。
これが私達の教材になる。
自分たちの出生時の星の位置を見ながら、あーだこーだと分析していく作業。
そのうち、それぞれの生きてきた人生が見えてくる。
癒やしが必要な傷口までも、浮かんできたりして。
難解な記号地図みたいなものから、一人のリアルな人物像ができあがる。
過去生までも分析していくから、スピリチュアルの領域まで感じられずにはいられない。
お互いのことは、密に話さなくても私より私のことを理解しているというか、魂レベルで感じてくださっている生徒たちと先生。
私はこう思うのとか言わなくても、なんとなくわかりあえてるお互いの傷や生き様。
そんな関係性が2年でできたのではないかと思える。
言葉の中に愛を感じる関係性。
ここにいていいんだよと、感じる。
なかなか出会わない気もする。
授業はまだまだ続くのだけど、仲間が2名卒業することになった。
すごく寂しい。
卒業式のような気分を思い出してしまった。
みんなもういい年齢のおばちゃんだから、人生いろいろ。
なんとなーく切ない気持ちを抱えながら、家にたどり着きました。
それでもね、残った仲間と頑張ろう。
亀のようなスピードだけど、この複雑で面白い魂の地図帳を、もっと勉強できたらいいなと思えた日。
ユキヤナギのお花
きれいで優しい。